ここ数年、フレームの絵や雑貨で、ペイントしたキルトを飾ったバーン(納屋)をよく見かけるようになりました。商品のデザインだけのものと思っていたら、本当にアメリカ各地にたくさんあるそうです。表紙に惹かれて買った「Barn Quilts」という写真集に、そんなバーンがたくさん紹介されていました。
10年ほど前に、オハイオ州の女性がキルト好きのお母さんのために、古い納屋にキルトのパターンを描いたのが「バーンキルト」の始まりだそうで、その後、全米各地に広がり、今では3000ヶ所以上もキルトのついた納屋があるそうです。
納屋を巡る「バーンキルト・トレイル」の旅も人気で、住民に呼びかけてキルト(木製にペイントしたもの)を飾ってもらい、マップを作って町おこしとして成功しているところも増えているそうです。いつも買い付けで行くランカスター周辺では見かけたことはないのですが、いつかどこかで素敵な納屋を発見したら、またご紹介しますね。
カントリーサイドの納屋をたくさん描いている Billy Jacob さんの新作もバーンキルト。かすれた赤の納屋とスターの絵柄の組み合わせがシンプルで素敵です。彼の絵のフレームはホームページの「Everyday 1」でご覧くださいね。先月に発売されたばかりの「Barn Quilts」の洋書は、ネットショップのAmazonでも扱っています。
by nantucket-country
| 2012-03-04 17:34
| こだわりの雑貨
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